標高1000mの観光道路！紅葉が見頃になる日塩もみじラインをドライブ　栃木県那須塩原市

2018.09.11 12:00

日塩（にちえん）もみじラインは、鬼怒川温泉と塩原温泉を結ぶ標高1000mを超える高原道路。その名の通り紅葉の名所として知られている。見頃は例年10月中旬から11月上旬頃。車窓から絶景に次ぐ絶景を楽しめる、秋のドライブに一度は訪れたいコースだ。

渓谷美を誇る那須塩原市には見応えのある滝や吊橋が多く点在し、もみじ谷大吊橋もそのひとつ。日塩もみじラインの塩原温泉側入り口からもみじ谷大吊橋までは車で約15分の距離。塩原ダム湖に架かる全長320mの歩行者用吊橋で、もみじラインと同様、紅葉スポットとして有名だ。紅葉の見頃は例年11月上旬から中旬。また、プロポーズにふさわしいスポットとして「恋人の聖地」にも選ばれた。

もみじ谷大吊橋から車で約2分のところにあるのが回顧（みかえり）の滝。回顧の吊橋を渡り、10mほど歩いた先にある観瀑台から滝を望むことができる。

秋に彩られる那須塩原市へ、紅葉狩りドライブに出かけよう。

日塩もみじライン

塩原温泉から鬼怒川温泉へ至る全長約28㎞の観光道路。標高差があるため、比較的長い期間にわたって紅葉が楽しめるのも魅力だ。

: 道路沿いにモミジをはじめカエデ、ナラ、ナナカマド、ブナ、シラカバなどが赤や橙、黄色に色づく。

もみじ谷大吊橋

ワイヤーロープを横に張ることで吊橋の強度を高めた無補剛桁歩道吊橋。橋上からは塩原渓谷を眺望でき、特に紅葉の季節はすばらしい景観を見せてくれる。橋の長さは約320m。

: 雄大さが魅力のもみじ谷大吊橋。入口には休憩施設「森林（もり）の駅」があり、恋人の聖地にちなんだグッズなどを販売。

回顧の滝

高さ30m、長さ100mの吊橋「回顧の吊橋」を渡った先にある落差53mの滝。「去る旅人が振り返らずにいられない」と言われたことが名前の由来だ。

: 塩原を代表する滝のひとつ、回顧の滝。尾崎紅葉が書いた「金色夜叉」でも紹介された。吊橋、滝、紅葉を楽しめるスポット。

■日塩もみじライン
通行料：普通車610円
アクセス：東北自動車道西那須野塩原ICから車で約35分
紅葉の見頃：例年10月中旬～11月上旬

■もみじ谷大吊橋
住所：栃木県那須塩原市関谷1425-60
TEL：0287-34-1037（森林の駅）
営業時間：8時30分～18時（11月1日～3月31日は～16時）
定休日：無休
渡橋料：大人300円、中学生以下200円
アクセス：東北自動車道西那須野塩原ICから車で約15分
駐車場：あり
紅葉の見頃：例年11月上旬～中旬
URL：http://www.takahara-shinrin.or.jp/

■回顧の滝
所在地：栃木県那須塩原市関谷字西山国有林
TEL：0287-32-4000（塩原温泉観光協会）
アクセス：東北自動車道西那須野塩原ICから車で約15分
駐車場：あり　※付近の蟇石（がまいし）園地駐車場
紅葉の見頃：例年11月上旬～11月中旬

※記事内のデータは2018年8月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。